POSシステムには、バーコードから読みこまれたデータが蓄えられています。せっかくのデータです。このデータをうまく解析します。
POSデータを加工して図表1のようなデータを作ります。あとはExcelで解析します。図表1の意味は、たとえば1行目の顧客1(シートナンバーに対応しています)は、カフェオレ280Gを1個、十六茶340G缶を1個、○○烏龍茶を1個、××チーズを2個買ったということです。
図表1をよく見ると、十六茶340G缶と○○ぶたまんは、併せ買いされているようです。

図表1 データ

散布図を描いて、直線の式と相関係数を求めると図表2のようになります。

図表2 十六茶340G缶と○○ぶたまんの散布図と単回帰式

図表1のデータのすべての相関係数を求めます。Excelの分析ツールの相関を用いて簡単に求めることができます。

図表3 図表1のデータの相関係数

図表3が相関係数です。相関があるかを判定し、相関があるものにアンダーラインを引いています。
(注1) 相関係数rは−1と1の間の値をとり、1(あるいは−1)に近い値をとるとき強い正(あるいは負)の相関があるといいます。0に近い値を取るとき相関がないといいます。
(注2)

相関があるかを判定するにはr2>4/(データ数+2)が成立するとき相関があるとします。ここでデータ数とは行数で、事例では7です。

図表3を見ると、併せ買いをされていると考えられる商品は

カフェオレ280Gと十六茶500MLペットボトル
◆カフェオレ280Gと××チーズ
◆○○ぶたまんと十六茶340G缶

であることがわかります。このように相関係数から併せ買いを見つける事ができます。