若手社員のための Excelデータ活用研修

~データを使える状態に整え、出力された結果も精査できる力~

DX化や生成AIの普及により、集計表・グラフ・要約・分析結果は以前より簡単に得られるようになってきました。
では集計表やグラフなどを簡単に作れるようになったら、それで十分なのでしょうか。
 
実務では、「集計しました」、「グラフを作りました」だけでは、上司や関係部署が判断に使える形になっているとは限りません。
そこから何がわかるのか、どのように説明できるのか、判断のために何が言えるのかを整理して伝えることが必要です。
 
また生成AIなどから出力された数字やグラフなどは、そのままでは業務上の判断材料として安全に使えるとは限りません。
数字の定義や比較対象、前提条件を確認し、出力結果から何が言えて、何はまだ言えないのかを人間側が精査できる力も求められます。
 
そこで本研修では、Excelを単なる作表・作業ツールとしてではなく、数字を読み取り、比較し、説明し、報告・提案・意思決定の材料に変えるための道具として扱います。
平均値、ばらつき、グラフ、相関関係などを実務に近い事例で扱いながら、若手社員のデータ活用力を「作業」から「判断材料づくり」へ引き上げることを目指します。


このような課題はありませんか

  • Excelにはデータが蓄積されているものの、そのままでは集計・分析しにくい
  • 「この表は昔からこうだから」と使い続けており、何のためにその項目を記録しているのか分からない
  • Excelで表やグラフは作れるが、扱えるグラフの種類が限られており、「ただ集計しただけ(結果を並べただけ)」、「グラフを貼っただけ」で終わっている
  • 資料に「平均値」を記載しても、データの「ばらつき(標準偏差)」や「外れ値」を確認しないまま報告をしている(報告を受けている)
  • 過去の実績データを整理することはできても、複数の項目の関連を探ったり、今後の見立て(数値予測)をする思考に至っていない
  • 上司から「この数字から何が言いたいの?」と聞かれたときに、客観的な事実(根拠)を整理してスマートに説明できない
  • 集計・分析・予測の結果は得られても、元となるデータの作り方や前提まで確認できていない

この研修で目指す変化

  • 数字を「過去の記録をまとめた結果」だけでなく、今後の判断を左右する「客観的な判断材料」として能動的に扱う視点が身につく
  • 1項目ずつの集計だけでは見えてこない傾向や特徴を、2項目の軸で集計をすることで、関連まで正しく探ることができるようになる
  • 平均値ばかりを頼りにせず、データのばらつき具合や分布も考慮しながら、ヒストグラム(分布の視覚化)も利用して、実務のリスクや現状を把握・報告できるようになる
  • 視覚化の目的に合った「説明・説得に効く最適なグラフ」を自ら選択し、上司が判断しやすい基礎資料を作れるようになる
  • 2項目の関連を利用した数値予測(単回帰分析)による見立てを、報告に組み込める思考力が身につく
  • 上司や関係部署からの問いに対し、主観(感想)を排除した事実・比較・客観的根拠(データ)に基づく的確な説明・進言ができるようになる
  • 生成AIやシステムから得られたデータを鵜呑みにせず、自らの目で精査・検証する習慣の定着が期待できる
  • 会社・団体・部署単位でデータの見方や分析の切り口に関する「共通言語」が醸成され、若手社員の自律的な成長と業務のスピードアップが期待できる

「見えない人件費」を見積もってみてください

たとえば、若手社員5名が資料の修正や再確認に、それぞれ週1時間ずつ使っているとします。
これだけで週5時間、月換算では約20時間です。
さらに上司・管理職も前提や数字の確認、資料の手直しに時間を使います。
部下の修正時間と上司の確認時間を合わせると、月に数十時間分の時間が「確認と手直しの往復」に費やされている計算になります。これは表に出てこない人件費です。
——さて貴社の場合は、何名 × 何時間でしょうか。本研修では、この「確認と手直しの往復」を減らしやすくすることを目指します。

研修対象者

  • 入社2年目〜5年目程度の若手社員
  • 実務でExcelを使い、集計表・グラフ・報告資料を作成する機会がある方
  • 集計結果やグラフを、報告・説明・提案につなげる力を身につけてほしい方
  • 若手社員のデータ活用力を、作業レベルから判断材料づくりへ引き上げたい企業・団体

研修の特徴

  • 集計・グラフ・平均値・ばらつき・相関関係を、報告や説明につなげる
  • 事実・比較・根拠に基づいて説明する型を重視する
  • パソコンスキル研修の上位カリキュラムとして最適

研修の主な内容

  • Excelや生成AIでデータを扱うための理解~変数の種類・リストデータ
  • 見せるための表のコツ
  • 比較の把握や説明に効く単純集計表・クロス集計表(ピボットテーブル機能)
  • 説明・説得に効くグラフ(積み上げ棒グラフの作成、パレート図の作成、ウォーターフォール図、バブルチャート)
  • 平均値・外れ値の正しい接し方とばらつき・ばらつきの視覚化(単純平均値・標準偏差のExcelの関数・ヒストグラムの作成)
  • 相関関係を利用した簡単な数値予測(散布図・相関係数・単回帰分析のExcelの演習)

※ご予算・ご要望などによって内容は変わることがあります。

研修の標準時間

4.5~7時間

ご相談の多い料金帯(例)

税込33万円
※ 教材費・日当・旅費交通費別
※ 人数・内容・ご予算などに応じて個別にお見積りいたします

使用教材(予定)

  1. 拙著「7日間集中講義!Excel統計学入門(オーム社)」
  2. 講師作成 補助教材

実施形式

対面、オンライン共に可能


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