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手法名
英語名
分類
説明
定義
関連ツール
1
回帰分析 Regression Analysis 予測と要因分析 最も使われている統計手法 要因xとy間の因果関係を回帰式を使って分析する手法、予測と要因分析などに有効 ・Excel
拡張回帰分析
複数拡張回帰分析
2
クラスター分析 Cluster Analysis 分類 データを分類する データ間の類似度を定義し、その類似度の近いものから順にまとめていく方法 クラスター分析
クラスター判別分析
3
グレイモデル Gray Model 予測 時系列データの予測 「灰色理論」と呼ばれ、
1.数列予測
2.災害予測
3.季節災害予測
4.位相予測
5.システム総合予測の5つからなる。
グレイ予測
4
コンジョイント分析 Conjoint Analysis 予測と要因分析 ヒット商品のコンセプトの開発に有用 マーケティングでよく使われる手法。 消費者の商品選択の際、商品のどの部分に注目しているかを分析 ・Excel
超らく解析
影響度分析
5
最近隣法 Nearest-neighbor Method 予測 時系列データの予測 個体間の距離の最小のものをクラスター間の距離と定義する方法、最短距離法のこと。 最近隣法
6
実験計画法 Design of Experiments 予測と要因分析 極めて有用なデータ解析手法 最適な実験の構成方法を考えその実験で得られたデータに対し、最適な分析方法を採用する ・Excel
超らく解析
影響度分析
7
主成分分析 Principal Component Analysis 情報の縮約 多次元データを要約する いくつかの要因を1次式にまとめ 主成分分析
8
数量化理論I類 Quantification MethodT 予測と要因分析 定性的な情報を用いて定量的な情報を表わす 質的データから、数値として測定される外的基準を予測したり、説明したりする手法。 ・Excel
超らく解析
影響度分析
9
数量化理論II類 Quantification Method U 判別予測と要因分析 定性的な情報を用いて定性的な情報を表わす 質的データから、質的な形で与えられる外的規準を予測したり、判別したりする手法。 ・Excel
超らく解析
影響度分析
10
双対尺度法
(そうついしゃくどほう)
Dual Scaling パターン分類 クロス表などの解析に有用 コレスポンデンス分析 (Correspondence Analysis) の訳語で、対応分析、関連分析とも呼ばれる。「2元の分割表の行と列との関連を見える形にするための方法で、数学的には数量化理論3類と同じ。但し、コレスポンデンス分析と双対尺度法では扱うデータの種類に若干の違いがある。 双対尺度法
コレスポンデンス分析
11
外れ値 Outliers, Outlying Value 知見の発見 外れ値を見つけその理由を調べ知見を得る 数値データの中で極端に大きな、あるいは小さな値をとるデータのこと。
異常値・例外値・特異点ともいう。
・データマイン君
12
判別分析 Discriminant Analysis 判別予測と要因分析 定量的な情報で定性的な情報を表わす 境界線が直線となる線型判別関数 判別分析
13
MTS Mahalanobis Distance 判別予測 マハラノビスの距離を用いて判別予測をする 平均だけでなく、分散、共分散も用いて定義された距離 判別分析

 

参考図書:
現代統計学小事典(鈴木 義一郎) 講談社・刊
統計用語辞典(芝 祐順・渡部 洋・石塚 智一) 新曜社・刊
統計用語(石村 貞夫・デズモンド・アレン) 東京図書・刊
ほか